「ジュラシック・パーク」、恐竜ヴェロキラプトルには翼があった

関連写真画像 1枚・モンゴルのゴビ(Gobi)砂漠で発見された、8000万年前のものと思われるヴェロキラプトル(velociraptor、右)と、プロトケラトプス(Protoceratops)の格闘した状態のままの骨の化石(撮影日不詳)。(c)AFP/D. FINNIN/AMERICAN MUSEUM OF NATURAL HISTORY

【9月21日 AFP】映画「ジュラシック・パーク(Jurassic Park)」でおなじみ、体表面をウロコで覆われた恐竜ヴェロキラプトル(velociraptor)に、翼があったことが明らかになった。20日付けの科学誌「サイエンス(Science)」に研究結果が発表された。

 これまでにも翼を持つ恐竜の存在は多数明らかにされてきたが、ヴェロキラプトルは翼を持たない種とみられてきた。今回、米国自然史博物館(American Museum of Natural History)とフィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)の共同研究チームが、1998年にモンゴルで発掘されたヴェロキラプトルの前腕の骨の化石を精査し、翼とつながるコブ状の節の跡と思われる部位があるのを発見した。
 
 翼は靱帯を介し、蝶番の役目を果たすコブ状の節に連なっていたと思われる。ただ、この翼ではおそらく飛ぶことは不可能だっただろうとも推測されている。

 研究に用いられたヴェロキラプトルは、体長1メートル、体幅1.5メートル、体重14キロと推定され、現存する鳥類に比べると前肢が短いことから、飛ぶ能力はなかったものとみられる。

「おそらくヴェロキラプトルの祖先が飛ぶ能力を失い、翼だけが残ったのだろう。そうして残った翼は、敵から巣を守るための威嚇行動、体温調節、走るときのバランス調整に使われたと考えられる」と研究チームの1人は語った。

 研究に用いられたヴェロキラプトルの骨は、1998年にモンゴルのゴビ砂漠(Gobi Desert)で発見されたもので、約8000万年前の白亜紀のものと推定されている。(c)AFP
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